僕の筋トレ備忘録

筋トレ歴5年、ボディビル出場の経験を活かし、真面目に筋トレを議論、科学するブログ

筋トレマニアを巻き込む思考停止の人々について

前回、思考停止になってませんか?という記事を書きましたが、なぜ急にあんな記事を書いたかというと、筋トレをする人は思考停止の人々から言いがかりをつけられることが多いと感じたからです。

 

トレーニーなら一度は言われたことあるでしょう。これらの言葉

何事もほどほどが良いよ」

「バランスのよい食事をしたほうが良いよ」

「タンパク質の摂り過ぎは体に悪いよ」

「自然のものから摂取したほうがいいよ」 などなど。

これらの言葉をかけてくる人は思考停止に陥っています。相手にする必要はありません。

 

 なぜこれらの言葉を使う人が思考停止なのか

答えは単純です。自分の中で明確に答えを持っていないのに、その答えを相手に委ねているからです。「ほどほど」「バランスの良い」という言葉の定義、意味をわかってその人は使っているでしょうか?もし、そうであれば全然構わないのですが、残念ながらそうではないようです。

「何事もほどほどが良いよ」

私は筋肉を成長させるために1日タンパク質を150g程度、また数時間おきに食事またはプロテインでタンパク質を補給する生活をしています。果糖(砂糖やジュースの糖質)は糖化ストレスや脂肪になりやすいことからほとんど摂取しません。また、メガビタミンの考え方に基づいた(一般の人から見たら大量の)ビタミン剤の摂取も怠りません。

 

ここまでいうとこのような言葉が帰ってくることがあります。

「ほどほどがいいよ」

ほどほどのラインはどこでしょう?

私からすればこれらは「ほどほど」の範疇に入ります。第三者に決められる筋合いはないです。そこで、

「ほどほどってどの程度ですか?」

って聞くとそれは知らんとか人それぞれとか言われます。

はっきりと定義されてない言葉を使ってわかったような口を聞かない方がよろしい。

また、人それぞれという言葉を使う人は相手にしなくてよいというのは先の記事に書いた通りです。

 

個人差があるのは当たり前です。人それぞれ体質というものがありますから。でも、その体質が弱点だとすればその弱点をどのように克服するかが大事です。それをただ「人それぞれ、体質だから」で片づけてしまうと何も進歩がありません。

 あなたの「ほどほど」と私の「ほどほど」は違うのです。

 

バランスのよい食事をしたほうが良いよ

これも同じ。「バランスの良い」の定義が曖昧です。

少しめんどくさい人は「バランスの良い食事とは厚生労働省が定めた食事摂取基準である」と言ってきます。

あれは設定する際に日本全国の人々が食べている物の平均的な種類、量を見て「こんなもんじゃね?」的な感じでざっくりと決められたものです。あくまで統計なのです。

それで病気の罹患率が下がったり、寿命が伸びたりしていれば問題ないですが、残念ながらそうではありせん。平均寿命が伸びているのは医療の発達によるものが大きく、肥満、癌、糖尿病といったパーセンテージは増加しています。

それを「食事内容」のように捉えるのは問題でしょう。推薦だとしたら体重差や個人差を考慮せず、一律に基準を設定しているのはおかしな話です。

これは厚生省のデータが悪いと言っているのではありません。厚生省が出した、あくまで「統計データを」医師が進める推薦食事内容のように捉えてしまう読解力のなさが問題です。

 

以下引用します。

糖質60%で低脂肪の食事というのは1970年代から1980年にかけての日本人の平均的な食生活の統計から割り出された数値です。

 

そのときに日本人は世界の先進国の中で最も生活習慣病発症率が低かった、だからこの食事がいいんだ、というわけです。

 

そしてなによりも、お米をガッツリ食べる主食60%という考え方は日本人の「米離れ」を防いで、コメの生産確保を至上命題としていた農林省の方針に合致したのです。

引用:糖質60%の食事がバランスの良い正しい食事だといつ誰が決めたのか?|低糖質ダイエットは危険なのか?中年おやじドクターの実践検証結果報告

ということです。つまり、米の生産率を下げたくないという政府の意向にも合致するいわば「都合のいい」食事だったわけですね。決してこの食事が健康的だという意味ではありません。

 

タンパク質の摂り過ぎは体に悪いよ

 何を持ってそう言っているのでしょうか?確かにタンパク質の消化は内蔵に負担をかける性質があります。

しかし、内蔵に悪いという(都市伝説)は

「腎臓に病気を抱える患者がタンパク質の摂取量を少なくしたところ改善が見られた」

というデータを「腎臓に病気を抱える患者が」というところを端折ってしまったために起こった誤解です。完全なる誤読です。

ちょうど昨日、メンタリストのdaigoさんがこれに関する動画を出していました。(5分15秒~)

www.youtube.com

同様にまたもや厚生省の食事摂取基準を持ち出し、それに従えという趣旨のことを言ってくる人もいます。体重差及びプロテインスコアを考慮してないので意味がない指標であることは多くのトレーニーであればわかるはずです。

 

そもそも「タンパク質の過剰摂取が~」という人はそれをただ呪文のように唱えているだけで、「実際に何g以上が過剰摂取になるか?」ということに言及している人は少ないです。これもただ「タンパク質の過剰摂取」というかっこいい?言葉を使って分かった気になっている人でしょう。かっこつけるなら他でやってもらいたい。

 

自然のものから摂取したほうがいいよ

何を持って自然の物が良いといっているのでしょうか?そもそも自然の物の定義が曖昧です。

 

また、自然の物=健康的だと考えているのは問題です。自然の物でも身体に悪い物はたくさんありますよ?

多くの人はキノコは自然の物だと思うでしょう。でも、毒キノコもありますよね?

魚は自然の物でしょう。でも、フグを丸ごと食べたら死ぬよ?

屁理屈だと言われるかもしれませんが、あなたがきちんと定義された言葉を適切に使用していないのが問題です。これで間違った解釈をされたと人のせいにするのは都合が良すぎるでしょう。

 

 

だいたいこれらは自分の思い込みが原因です。ネットやテレビで見た事を正しいと信じて、思い込む。自分の中にフィルターを何重にも設けるのが大切です。

(就活時のアンケートで否定力=疑う力がスバ抜けて高いという結果だったので私はフィルターの枚数が異常に多いと思いますが(笑))

 

次回は私がどのようにして情報を取捨選択しているかをお伝えします。